私の父は今60代前半ですが、30代のころから入れ歯治療にかかる生活です。
(ーー;)母曰く、私が幼少期のころから父はすでに入れ歯だったらしいです。
つまり30代時には既にかなりの歯が入れ歯だったということになります。
しかし、私はこれまで父が入れ歯を外した時の口を1度も見たことがありません。
私の実家は小さい家だったため、洗面所はなく、歯磨きは台所の流しでするスタイルです。
台所は常に人がいるし、洗面も流しでするので朝は特に(・。・;混み合います。
夜はそこで1家5人がハミガキするのだから、必ず誰かしらと時間がかぶるし、父とも何度も歯磨きのタイミングが(・_・;)同じになりました。
それなのに、大学に入学するために実家を出るまで、結局一度も父の入れ歯を外した姿を(?_?)見たことがありませんでした。
時には父が歯を磨いている時に、外した入れ歯をちらっと見たことがあります。
しかし、私が見ていることに気付いた父はすぐさま入れ歯をとって苦笑いしていました。
そんな感じで何年も過ごし、結局今に至ります。
今思えば、父なりに(ーー;)かっこ悪い姿を娘に見せたくない、という父親心だったのかもしれません。
私たち兄弟は誰も父の入れ歯を外した姿を見ないまま育ちました。
そして、私は他県で結婚して主人の両親と今は同居しています。
主人の父、つまり義父は実父と同じくらいの年齢です。
そして主人には年の離れた妹がいます。
義父はその主人と年の離れた(*^_^*)娘のために、常に若くいようと心懸けているようです。
髪が薄くなる年齢ですが、毎日育毛剤をつけてマッサージしたり、白髪でもおかしくない歳ですが黒く染めたりしています。
そして実父と同じく入れ歯ですが、その入れ歯を決して家族に(ーー;)見せたことがありません。
私自身も義父の入れ歯を外したところを見たことがないため、入れ歯磨き剤を見るまで(?_?)知りませんでした。
義父も家族や娘には(+o+)かっこ悪いところを見せたくない、という父親心があるのかと思います。
世の中の父親は何歳になっても、自分の家族や特に娘に対してはかっこいい父親でいたいのだと(^_^;)つくづく感じました。